Reality Marble

空想は具現化する?

萌えるWebサーバ構築(Debian/TOWNS編)

 

前回はTOWNS-OS上でWebサーバを構築する方法をご紹介いたしましたが、今回は別のOSを試します。

何で「立て続けにWebサーバなんだ!」という突っ込みは置いとくとして、OSには最近巷で噂の(?)Linuxを入れてみようと思います。今回選んだのDebian GNU/ Linuxです。何故Debianなのか。それは・・・インストールできるらしいと聞いていたのがコレだったからだったりするのですが、その辺は大人の事情とご理解ください。なお、その他にも、Plamo LinuxやLaser5 Linux等、インストール可能なディストリビューションはあるようですが、ここではご紹介致しませんので、チャレンジ精神溢れる方はそちらも試してみると良いでしょう。また、最低限コレをやれば一応動くよ、レベルの解説ですので、セキュリティ面などは各自で十分におさえておいてください。作業は全て自己責任で オネガイシマス(と他力本願モード突入)。

 

なにはともあれ下準備(インストールに必要なもの)

それでは、早速インストールに必要なものをそろえます。Debian/TOWNSをインストールするにあたり必要なのは、

  • FM-TOWNS本体(当たり前)
  • LANカード
  • MAU,ケーブルとか
  • 常時接続環境
  • Debian/TOWNSインストールディスク
  • TOWNS-OS
  • ハードディスク(容量はあればあるほど幸せ)
  • 暇な時間と耐え忍ぶ根性(笑)

となります。

LANカードやMAU等については前回まででそれなりに解説しました(つもりですが)ので、詳細は省きます。

今回新たに用意する必要があるのは、Debian/TOWNSのインストールディスクです。

 http://www.debian.or.jp/debian-jp/dists/potato-jp/main/disks-towns/install.lzh

等からダウンロードすることが出来ます。

CD-ROMからのインストールもできなくは無いのですが、最近配布されているDebianのCD-ROMにはDebian/TOWNSを動作させる為に必要なパッケージが含まれていませんので、必然的にインターネットへの接続環境が必要になります。また、ハードディスクにインストールしますので、HDDドライブは必須です。また、前章のTOWNS-OS編と比べると作業時間はぐんと伸びますので、暇な時間と耐え忍ぶ根性も必須となります。

 

まずはOSインストール

必要なものが揃ったら実際に作業に移りましょう。先程入手していただいたインストールディスク内にはインストールガイドが含まれていますので、そちらを参考に作業を進めればめでたくインストール完了となります。それでは皆様頑張ってください!・・・といってしまうとこれで終了となってしまいますので、ガイドを引用しつつ手順を追っていきたいと思います。

– Debian/TOWNS インストールの概要

大きく分けると、以下の 2 つのステップによって、インストールを行います。

  1. まず最初に Linux を動作させるために最小限必要なパッケージのみ、インストールする作業を行います。「基本システムのインストール」と言います。この作業は、RAM ディスク上に一時的な Linux システムを作成して、あなたが望む区画に「基本システム」を構築します。これが終ると、一旦MS-DOS に戻ります。
  2. 上記 (1) で作成した、「基本システム」を起動させ、いくつかの設定と、必要なパッケージのインストールを行います。

– インストールを始める前に

・パーティションの基礎知識

ここでは、あなたのハードディスクの設定が次のようになっていると仮定します。

・ハードディスク(ID No.0)の区画設定状況 1

全容量 1000 MB 残り容量 500 MB ドライブ設定数 2

このハードディスクの残り容量をすべて使って、linux 用 swap 区画とlinux 区画を作成したとすると、このハードディスクの区画設定状況は、次のようになります。 (* swap 区画:メモリが不足したときに使われる仮想記憶領域)

・ハードディスク(ID No.0)の区画設定状況 2

全容量 1000 MB 残り容量 0 MB ドライブ設定数 2

ここで重要なのは、このそれぞれの区画を Linux の方からはどう認識するかです。

インストールキットを、上記の MS-DOS (ドライブ)の D: の \DEBIAN というディレクトリの中に置いたとすると、Linux の中から見ると、/dev/sda1 にそれを置いていることになります。そしてまた、インストールする区画は、/dev/sda4 に対して行なうことになりますので、この関係だけは、理解しておきましょう(インストール作業中に聞かれます)。

 

このように、Linux から見たデバイス名は /dev/sd?? の形をしています。最初の ? の部分は SCSI 機器の SCSI ID によって、以下のようにa,b,c,… と名付けられ、後の ? は区画 No と同じで 1 から順に番号がつけられます。

ここで、注意しておかねばならないのは、SCSI 装置の電源が入っていない場合です。起動する時に、電源が入っていない装置は無視されてしまいます。たとえば、SCSI ID No.2 の装置の電源が入っていないとすると、SCSI ID No.3 の装置が /dev/sdc になってしまいます。

– インストールの準備

それでは、インストール作業を始めましょう。TOWNS-OS を起動し、ドライブ D: に \DEBIAN  というディレクトリを作成します。この中に、INSTALL.LZH を LHA を使って解凍したもの全部を置きます。すると、D:\DEBIAN のディレクトリの中には、以下のファイルが入っていることになります。

  1. DOSB5IR1 これはディレクトリです。TOWNS 用 Linux を DOS 区画から起動するためのツールやドキュメント、ソースファイルが入っています。この中の DOSBOOT5.EXE を使用します。
  2. DEB_INST.BAT 基本システムを作成するため、最初の起動に使用するバッチファイル。
  3. DEB_BOOT.BAT 基本システムを作成後、このシステムを起動するためのバッチファイル。
  4. LINUX Linux のカーネル・イメージ。
  5. ROOT.BIN ルートディスク・イメージ。
  6. DRIVERS.TGZ デバイスドライバディスク・イメージ。
  7. RESCUE.BIN レスキューディスク・イメージ。
  8. BASE2_2.TGZ 基本システムを作成するために必要なパッケージ集。
  9. INSTALL.TXT この文書です。
  10. MEMO.TXT Debian/TOWNS のバイブル的文書です。(^^;; 一度は読んでおきましょう。

この中の、DEB_INST.BAT を実行するため、コマンドモードに移行し、

 D:

 CD DEBIAN

 DEB_INST

を実行してください。

すると、英語のメッセージずらずらと表示されたり、画面が切り替わったりしながら、

という文章(リリースノート)が画面いっぱいに表示されたでしょうか?

この画面が表示された ら、あなたはインストーラの起動に成功にしたことになります。まずは、おめでとうございます!あなたは、今一時的な環境とは言え、Debian GNU/Linux の中にいます。そして debian インストーラというプログラムを実行していることになります。ここから UNIX の世界にシフ トしたことになります。

– インストーラ起動後の設定

・最初のメインメニュー

それでは、[ENTER]キーを押し、いよいよ、インストールの開始です。これからディスプレイに表示されるメニューは、ほとんどの場合、最善の方法が上から順に表示されますので、あなたはほぼ自動的に最上段の項目を選択していけば良いことになります。

では、「次 : ハードディスクのパーティション作成」を選んで、[Enter]キーを押します。

– ハードディスクのパーティション作成

あなたの環境では、複数のドライブが表示されているかもしれませんが、ここでは、linux 用 swap 区画と linux 区画を作成しますので、容量に余裕のあるドライブを選択してください。

– cfdisk でのパーティション作成方法

さて、第一の山場が来ました。これから cfdisk というツールを使って、パーティションを作成します。[Enter]キーを押すと、白黒の次のような画面に切り替わります。

これが、cfdisk のメイン画面です。

詳しい操作方法は、マニュアルを読んでください。表示される bytes (MB)が違っているかもしれませんが、気にしないでください。 また、この cfdisk は、本来は PC/AT 互換機用で使用するツールを、このインストールで使用するために、基本部分のみを FM-TOWNS 用に修正したものです。従って、FM-TOWNS にとって必要のない情報も表示されますが、無視してください。たとえば、この画面では、 Heads: 64 Sectors per Track: 32 Cylinders: 2069 が、それに該当しますし、また、[ Print ]を選択して表示される情報の多くは、FM-TOWNSにとって必要がないでしょう。

– スワップパティションの作成

まず、Linux 用のスワップパーティションを作成します。「パーティション・セクション」を移動させ、一番下の Free Space に反転表示部分を移動してください。そうすると、下段のコマンドラインのメニューが

 [ Help ] [ New ] [ Print ] [ Quit ] [ Units ] [ Write ]

のように変わります。ここで、n を入力して、[ New ] (区画の新規作成)を選択します。

すると、以下の質問が表示されます。

 1) Enter partition name (within 16 letters): 何も入力しなくてもかまいません。

 2) Enter password (within 6 letters): ここも何も入力しなくてもかまいません。

 3) Size (in MB): 500.00 最大値が表示されていますので、これを、50 と入力します。

 4) [Beginning] [ End ] [ Cancel ]

 Add partition at beginning of free space

 [Beginning]を選択します。

すると、最初のメイン画面に戻り、

パーティション・セクション部分に、新しく sda3 区画が追加されています。更に、 [ Type ]を選択して、FS Type を変更します。

 01 MS-DOS      12 APCS/CAS    90 OASYS

 04 MS-DOS EXT   15 NETWARE

 06 MS-DOS 512   20 Linux

 10 XENIX       21 Linux swap

のリストが表示されますので、ここでは、「Linux swap」を選ぶために 21 を入力します。 すると再び、最初のメイン画面に戻り、

 sda3 Linux swap   [     ]    <     >    50 *

のように、ada3 の FS Type が Linux swap に変更されました。これで、Linux 用のスワッ プパーティションの作成が完了したことになります。何らかの理由でやり直したい場合は、[ Delete ]を選ぶと、その区画はFree Space に戻ります。

– Linux パーティションの作成

さらに、同様の操作で、450 MB (あるいは、残り容量全部)の Linux 区画を作成します。

になっていれば良いことになります。なお、容量的に余裕のある場合は、複数の区画を作成 した方が、今後のメンテナンスの点において有利とされています。

– 区画情報の書き込み

最後に、これで良ければ、いよいよ [ Write ] を選びます。 ここだけは、大文字の W を 入力するようになっています。

Are you sure you want write the partition table to disk? (yes or no): Warning!! This may destroy data on your disk!

よければ、yes の3文字を入力します。

Writing partition table to disk…

のメッセージ表示後、

Not precisely one primary partition is bootable. DOS MBR cannot boot this.

が表示され、メイン画面になりますので、[ Quit ] を選んで終了してください。

– スワップパーティションの初期化と使用

ここでは、先に作成したスワップパーティションを初期化し、これを使用可能な状態にする作業を行います。

→ 「次 : スワップパーティションの初期化と使用」を選択します。

(これ以降、上の行のように → 文字で選択項目を表示します)

ここで、複数のスワップパーティションを検知した場合は、複数候補から選択するようにな ります。

→ (ここでは) dev/sda3: Linux swap を選択します(が、あなたの環境に応じて、適宜設定 する必要があります)。

→ <はい> を選択します。 念のため、<いいえ> を選択しても構いません、時間がかかりますが。

→ <はい> を選択します。

→ 「次 :Linux パーティションの初期化」を選択します。

– Linux パーティションの初期化

→ (ここでは) dev/sda4: Linux native を選択します(が、あなたの環境に応じて、適宜設 定する必要があります)。

→ (ここでは) <はい> を選択します(が、特にという訳ではありません)。

→ <はい> を選択します。 念のため、<いいえ> を選択しても構いません、時間がかかりますが。

→ <はい> を選択します。

→ <はい> を選択します。

– カーネルとモジュールのインストール

メインメニューの「次 :オペレーティングシステムカーネルとモジュールのインストール」 を選択すると、次の画面になります。

さて、ここから、このドキュメントの始めの方で解説した、「パーティションの基礎知識」 をいよいよ生かす場面になりました。インストールキットをどこからロードするかを設定します。具体的に、ここでインストールの対象にするのは、MS-DOS 区画に置いているRESCUE.BIN 、DRIVERS.TGZ です。

→ 「ハードディスク :ハードディスク上のパーティション」を選択します。

(この画面のパーティション表示は、あなたの場合とは違っているでしょうが、参考例として考えてください。)

想定としてのインストールキットは、MS-DOS (ドライブ)の D: 、すなわちこのメニューでの /dev/sda1 に置いてあるはずです。

→ (ここでは) /dev/sda1: MS-DOS を選択します(が、あなたの場合とは違うかもしれませ ん)。

ここでは、インストールキットを置いてあるディレクトリ名を設定しますが、いきなり

 /debian

と入力しても結構です。これは、/dev/sda1 の区画の /debian というディレクトリにインストールキットがあります、と宣言することになります。自信のない方は、[Tab]キーを押して 、右隣りの <…> に移動して、[Enter]キーを押してください。すると、/dev/sda1 区画の 中のすべてのディレクトリが表示されます。あなたが予想していた通りの区画でしたら、予想通りのディレクトリも見付かるはずです。そのディレクトリ名が debian であれば、そこ へカーソルを移動させ、[Enter]キーを押すと、その debian ディレクトリに入りますので、 そのまま、[Tab]キーを押して、 を選んでください。元の画面に戻りますが、今度は、パス名の表示が、/debian となっているはずです。

 

なお、何回かここでの作業をやり直していると、「パーティションの選択」時にマウントしたい区画が出てこない時があります。この時は一旦、メインメニューまで戻って再度やり直すと成功するでしょう。

ここでは、必ず「リスト」を選択する必要があります。「手動」では、メニューのメッセー ジにあるようなディレクトリ構造になっていませんので、成功しないでしょう。

→ (ここでは) /inst/debian を選択します(が、あなたの場合とは違うかもしれません)。 ここで実際に、RESCUE.BINと DRIVERS.TGZ をロードし、設定しますのでしばらく時間がかかります。

– デバイスドライバモジュールの設定

特に必要が無い場合でも、次のステップへ進めるために、ここで「次:デバイスドライバモジュールの設定」を選択してください。

(質問の意味が逆転していますので注意してください。)

→ <はい> を選択します。

(このメニューは、Debian インストーラが modconfig というプログラムを呼び出し、modconfig のメインメニューに切り替わったものです。インストールが終了した後でも、modconfig を呼び出すことで同様の設定ができますので、ここでは、このインストール作業に不可 欠なモジュールの組込みが必要な場合、と考えても良いでしょう)

今回はLAN 経由でインターネットに接続を行いますので、Ethernet Card に対応するモジュ ールをここで組み込みます。この画面上でまず、net を選択してください。

FM-TOWNS用の LAN カードには大きく分けて、富士通純正と RATOC 社製のものがあります。

・富士通純正 LAN カード

FM50L186

FM50L187

FM50L188

FM50L189

・RATOC社製 LAN カード REX-3586

カードによって、組み込むモジュールが異なります。 REX-3586 、 FM50L188 、 FM50L189 の場合は (1) で説明する「at1700」を選択します。 FM50L186 、 FM50L187 の場合は (2) で説明する「lance」を選択します。

(1) at1700モジュールの組み込み

上記の net モジュールの選択で、at1700 を選択してください。

→ <Yes> を選択してください。

(lance を選択した場合は、この画面は少し異なります)

→そのまま <OK> を選択してください。画面がコンソール画面になります。

 (コンソール画面)

at1700 +モジュールの組み込み中です。デバイスがない、あるいは正しく設定されていない場合は、しばらくの間システムが停止するかも知れません。

正常に組み込まれました。

準備ができたら [Enter] を押して下さい。

 (コンソール画面終り)

→Enter を押します。

「正常に組み込まれました」と表示されたことを確認してください。正常に組み込めない場合は、カードがないか、間違ったモジュールを組み込もうとしたと思われます。もう一つのモジュールを試してみてください。

画面が 「net モジュールの選択」の画面に戻りますので Exit を選択してください。カテゴリの選択に戻ります。ここでも Exit を選択してください。

(2) lanceモジュールの組み込み

上記の net モジュールの選択で lance を選択してください。

→ <Yes> を選択してください。

コマンドラインオプションとして io=0xc50 を入力します。「正常に組み込まれました」と 表示されたことを確認してください。正常に組み込めない場合は、コマンドラインオプションで io=0xc58 を入力してみてください。それでも組み込めない場合は、カードがないか間違ったモジュールを組み込もうとしたと思われます。もう一つのモジュールを試してみてください。

→そのまま <OK> を選択してください。画面がコンソール画面になります。

(コンソール画面)

lance モジュールの組み込み中です。デバイスがない、あるいは正しく設定されていない場合は、しばらくの間システムが停止するかも知れません。

正常に組み込まれました。

準備ができたら [Enter] を押して下さい。

(コンソール画面終り)

→Enter を押します。

– ネットワークの設定

モデムと電話回線を使ってプロバイダに接続する環境やマシン環境がスタンドアローン(マシンが今設定している一台だけ)の場合でもこの設定は行ってください。

ホスト名を入力してください。そのまま Enter を押した場合はホスト名は “debian” となります。

(この画面はマシン環境やこれまでの設定によってはでてきません)

→ 「eth0:イーサネットかファーストイーサネット」 を選択してください。

(この画面はマシン環境やこれまでの設定によってはでてきません)

DHCP サーバがネットワーク上にあり、IP アドレスが得られる場合はここで<はい>を選択し てください。すべてのネットワークの設定が自動的に行われます。ない場合は、<いいえ>を 選択し、続く、IPアドレス、ネットマスク、IP ゲートウェイアドレス、ドメイン名、DNSサ ーバアドレスを手動で設定します。

IP アドレスを入力します。よくわからない場合や、スタンドアローンの場合は、すぐにEnterでかまいません。

ネットマスクを入力します。よくわからない場合や、スタンドアローンの場合は、すぐにEnterでかまいません。

ゲートウェイアドレスを入力します。ゲートウェイシステムがない場合やスタンドアローンの場合は、空白にしてください。

ドメイン名を入力します。ドメインを持たない場合やスタンドアローンの場合は、空白のままにしてください。

ネームサーバの IP アドレスを入力してください。利用しない場合は空白のままにしてください。

– 基本システムのインストール

→ ハードディスク を選択します。

(以下の手順は、割愛しますので、「カーネルとモジュールのインストール」を参考にして進めてください)

最終局面での画面です。

ここを選択すると、BASE2_2.TGZ をロードし、設定しますので、かなり時間がかかります。

– 基本システムの設定

ここまでくれば、後は「次:基本システムの設定」のみです。

先に、左の「ディレクトリ」の欄から「Asia」を選びます。すると、右の「タイムゾーン」 の欄がアジア地域に絞られ表示されますので、この右欄へ[Tab]キーで移動し、「Japan」( 「Tokyo」になっている場合もあります) を選んでください。

→ (通常は)<いいえ> を選択します。

– システムの再起動

では、よろしいでしょうか?

 ここで <はい> を選ぶと、もうあと戻りはできません。しかし選ばないと先に進むことも出来ません(笑)。心を鬼にして <はい> を選んでください。するとつらつらと文字が表示さ れ、TOWNSが電源投入時の画面に戻ります・・・とここでやっと1つ目のトラブル発生。画面 が切り替わったところで左下に何やら「診断エラー:メインメモリ異常 [アドレス=xxxxx~] 」の文字が。環境によっては発生しないかも知れませんが、上手く再起動しない場合はリセットボタンを押してしまいましょう。

– 再起動の準備

それでは、先ほど sda4 に構築した Debian GNU/Linux システムを呼び出し、残りの設定と追加インストールを行ないましょう。まず、D:\DEBIAN のディレクトリの中に含まれている DEB_BOOT.BAT をTOWNS-OS かMS-DOS のエディタを使って、内容を修正してください。また 、カレントドライブとカレントディレクトリを移動する部分も、適切に修正します。

rem h: rem cd \debian dosb5ir1\dosboot5 -v -2 -i linux root=/dev/sdd2 < nul

これを例えば、sda4 にインストールした場合は、上記の “sdd2” を “sda4” に書き換えます。

d: cd \debian dosb5ir1\dosboot5 -v -2 -i linux root=/dev/sda4 < nul

                                                                                                                       ^^^^

                                                                                                                        ↑ ここを書き換えます。

この変更を保存すれば、あとは、この DEB_BOOT.BAT を実行するだけです。今後、Debian GNU/Linux システムを呼び出す時も、このバッチファイルを使用しますので、TOWNS-OS のアイテムや MS-DOS のメニューに登録しておけば、簡単に Debian 環境に移行することができ ます。変更が終わったら早速再起動しましょう。

– パスワード方式の設定

・MD5 パスワードの設定

再起動後の最初の画面です。

ここは、「MD5 パスワードを使いますか?」という質問です。普通は <No> のままでよいでしょう。より安全を求めたい方は <Yes> を指定しても構いませんが、「NIS を利用する場合や古いシステムとパスワードを共用する場合は、互換性問題の原因になり得ます」とも書かれています。

・シャドウパスワードの使用

Shall I install shadow passwards? (シャドーパスワードをインストールしますか?)

→ Yes

シャドーパスワードは、暗号化されたパスワード情報を別のファイルに分け管理しますので、システムがより安全になります。シャドーパスワードの利用をお勧めしますが、NIS を使用する場合に問題が発生する可能性があるそうです。

・ルート パスワードの設定

Enter a passward for root: (ルート<管理者> のパスワードを入力してください)

ここでは、ルートパスワードを入力します。

Re-enter passward to verify: (確認のためパスワードをもう一度入力してください)

パスワードの再確認です。先に入力したパスワードを再度入力します。

– ユーザ アカウントの設定

Shall I create a normal user account now? (一般ユーザ・アカウントを作成しますか?)

通常に利用する一般ユーザのアカウントをここで作成しておくのがよいでしょう。

→ <Yes> を選択します。

<Yes> を選択すると、さらに、以下の設定を行うことになります。

Enter a username for your account: (アカウント用のユーザ名を入力してください)

作成したいユーザ名を入力します。

Enter a full name for the new user: (新ユーザのフルネームを入力してください)

ユーザ名をフルネームで入力します。

Enter a passward for the new user: (新ユーザのパスワードを入力してください)

追加するユーザのパスワードを入力します。

Re-enter passward to verify: (確認のためパスワードをもう一度入力してください)

パスワードの再確認です。先に入力したパスワードを再入力します。

– PCMCIA パッケージの削除

Shall I remove the pcmcia packages? (PCMCIA パッケージを削除しますか?)

Debian/TOWNS では、必要がないので削除します。

→ <Yes> を選択します

– PPP の設定

Do you want to use a PPP connection to install the system? (システムをインストールするため PPP 接続を使用しますか?)

今回は常時接続環境を使ってインターネットに接続しますので、<No> を選びます。

– APT の設定

ここで APT が使用するアクセス方法を選択します。 (cdrom 、http 、ftp 、ローカルファイルシステム 、手動で設定、の中から選択します) ネットワーク上の Debian ミラーサーバからインストールしたい場合は、ここで FTP あるいは HTTP を選択する必要がありますが、先に説明した「ネットワークの設定」ができていないとだめです。ちなみに、今回は FTP + edit sources list by hand を選択しました。

・http を選択した場合

(1) Use non-US software? (non-US ソフトウェアを使用しますか?)

 米国以外からダウンロードされる必要のある、Debian のソフトウェア。暗号化ソフトウェアや米国での特許問題を持つソフトウェアが含まれています。

→ <Yes> を選択します。

(2) Use non-free software? (non-free のソフトウェアを使用しますか?)

再配布や修正、使用に関して制限がある、Debian のソフトウェア。重要なパッケージも多くありますが、ネットワーク経由なら入手が可能です。

→ <Yes> を選択します。

(3) Use contrib software? (contrib ソフトウェアを使用しますか?)

パッケージ自体は、フリーですが、依存しているパッケージがフリーでない、Debian のソフトウェア。

→ <Yes> を選択します。

(4) Select a country: (国を選択して下さい:)

→ Japan を選択します。

(5) Choose the Debian mirror to use: (使用する Debian ミラーサーバを選択して下さい:)

APT が使用する Debian ミラーサーバを選択して下さい。インターネット上であなたに近いミラーサーバを選択して下さい。

例:ftp.jp.debian.org

(6) Enter http proxy information, or leave blank for none: (HTTP プロキシの設定を入力するか、なければ空白にして下さい:)

Debian アーカイブへのアクセスのために HTTP プロキシを使用する必要がある場合は、 ここでプロキシの設定を入力して下さい。必要なければ空白のままにしてください。プ ロキシ情報を入力する場合は、以下の標準形式を使用して下さい。

http://[[user][:pass]@host][:port]/

ユーザ名、パスワード、ポート番号は不要なら削除可能です。

(7) Add another apt source? (別の APT ソースを追加しますか?) APT の設定が終了し、Debian パッケージのインストールの準備が整いました。ただし、 ここで別の Debian アーカイブを APT に指定する事もできます。この場合は複数の Debian アーカイブからパッケージをダウンロードできることになります。

なお、Debian/TOWNS 用のパッケージのダウンロードの設定は、残念ながら自動的にはできません。特に、X Window System を構築したい場合は、 「edit sources list by hand」 で必ず修正する必要があります。

《 Debian/TOWNS 専用のアーカイブの記述例 》 (次の 1 行を追加します)

deb http://www.debian.or.jp/debian-jp potato-towns main

ここで、 を選択すると、「APT の設定」の最初の画面になりますが、先に設定した内容は有効になっています。ですから、設定内容を確認したい場合は、 を選択後に 「edit sources list by hand」を更に選べば、これまでの設定内容を確認をすることができ、修正も可能です。 <No>を選択すると、以下のようなメッセージが表示さ れます。

 Testing apt sources …

  Get:1 http://ftp.jp.debian.org stable/main Packages [839kB]

  Get:2 http://ftp.jp.debian.org stable/main Release [95B]

  Get:3 http://ftp.jp.debian.org stable/non-free Packages [76.1kB]

  Get:4 http://ftp.jp.debian.org stable/non-free Release [99B]

  Get:5 http://ftp.jp.debian.org stable/contrib Packages [29.8kB]

  ……

  ……

・ftp を選択した場合 上記の (6) がない以外は同じです。

・filesystem を選択した場合

 (1) Use non-US software?

  上記 http の項の(1)と同じです。

 (2) Use non-free software?

  上記 http の項の(2)と同じです。

 (3) Enter mirror directory:

  (Debian ミラーのディレクトリ名を入力して下さい。)

  Debian ミラーが位置するディレクトリパスを入力して下さい。

・edit を選択した場合

これまでの方法は、/etc/apt/sources.list のファイルに自動的に書き込みましたが、 ここではこのファイルを開いて自分で編集することになります。従って、一定の知識が必要になります。なお、ソースプログラムが必要でない方は、”deb src:” から始まる 行をコメント化(行の先頭に # を入れます)しておきましょう。

  [参考] ネットワークを利用する時の、Debian/TOWNS 専用のアーカイブの記述例

   deb http://www.debian.or.jp/debian-jp potato-towns main

– インストールする追加パッケージの選択方法の設定

さて、いよいよ最終段階に入りました。

「インストールする追加ソフトウェアをどのように選択しますか?」と聞いています。Debian システムに追加するソフトウェアをインストールする方法が 2つあります。

 [simple] : 予め定義されたアプリケーション集から選択する

 [advanced]: ソフトウェアを1つ1つ選択する

ここで、<Cansel> を選ぶとずっと前の「PCMCIA パッケージの削除」まで戻りますので、注意してください。

[simple] は、おおまか(過ぎ?)ですし、その反対に advanced は、細か過ぎる(数千の中から選びます)きらいがあります。今回は[advanced] を選択した上で、最低限のパッケージだけをインストールし、必要なものは後から apt で追加することにします。

– advanced を選択すると

Starting dselect.. の文から始まる画面の <Ok> を選択すると、何やらメニューが出てきますが、先に書いた通り、必要なものは後から apt で取得しますので、ここでは何もせずにいきなり最後の 6. [Q]終了を選んでください。

– Have fun! (お楽しみください!)

You may now login as ‘root’ or ‘(username)’ at the login: prompt.

これで、Debian 基本システムのインストールは終了です。 <Ok> を押します。

 Debian GNU/Linux 2.2 debian tty1

 debian login:

上のような画面が出てくれば成功です。

– ついでに

さて、基本システムのインストールは終わったと思いますので、ここでシステムのアップグレードを行っておきましょう。root権限でログインして、

  # export LANG=C

  # apt-get dist-upgrade

と入力します。最初の export LANG=C  は入力しなくても特に問題は無いようなのですが、以降の作業中でやたらと警告メッセージが表示されてしまうので、とりあえず入力しておきました。

しばらくすると上のような画面が出てくると思います。どれを選んでもいいですが、とりあえずここではかまわず Enter を押します。

ここも同じく今までの勢いそのままに Enter を叩きましょう。

もはや言うまでもありません。迷わず TAB・Enter とキーを押すべしです。説明が面倒なので(ヲイ)以降、次のようなメニューが出てくるまではとりあえずデフォルト設定をいじらずに Enter を押してしまってください。

ここで久しぶりに設定をデフォルトから変更します。メニューが表示された時点では一番上の項目が選択されていると思いますが、ここでは一番下の kernel を選択します。更にしばらく待たされた後、文字の羅列が続きます。途中で、

  Do you want to Restart Services? [Y/n]

や、

  May I update your system? [Y/n]

など、いくつか質問が出てきますが、何も入力せずにかまわず Enter で次のようなメニューが出るまで進みます。

ここは環境によると思いますが、今回は2番目の Don’t touch keymap を選択します。これ以降、いくつかの質問が出てきますが、さしあたりデフォルト設定のままひたすら Enter で突き進みましょう。

– locale再設定

インストール作業が終わり、プロンプトに戻ったら locale パッケージを再設定します。

  # vi /etc/locale.gen

と入力し、設定ファイルに

en_US ISO-8859-1 ja_JP.EUC-JP EUC-JP

と追記・保存します。次に、

  # locale-gen

と入力、 Enter を押せば作業終了です。

 

いざ、Webサーバ構築・・・の前に

さて、いよいよWebサーバ構築です!とその前に、ちょっと小細工。というのも、システムの変更をするにはroot権限が必要となりますが、rootのまま作業を行うとちょっとしたミスでシステムに大きな被害を与えてしまう可能性があるので、その被害を最小限に抑えるために、一般ユーザからsudoを使って操作するようにします。sudoとはユーザ権限を細かく設定したり、操作内容をログとして残す機能を持っているものです。「挑戦にリスクはつきものだぜ!」と言う男気溢れる方は、飛ばしてしまってもかまいません。

まずは一般ユーザでログインし、

  $ su

  Password: (rootパスワードを入力)

  # apt-get update; apt-get install sudo

と入力するとsudoがインストールされます。次に、

  $ visudo

と入力すると以下のような内容が表示されます。

  —

  # sudoers file.

  #

  # This file MUST be edited with the ‘visudo’ command as root.

    #

  # See the man page for details on how to write a sudoers file.

  #

  # Host alias specification

  # User alias specification

  # Cmnd alias specification

  # User privilege specification

  root ALL=(ALL) ALL

      —

このファイルの一番最後に、

  takase ALL=(ALL) ALL (takaseの部分はあなたの一般ユーザアカウントを入力)

を追加して保存・終了し、exitと入力して一般ユーザに戻ります。

 

こんどこそ! Apacheインストール

– Apacheのインストール

さて、今度こそいよいよWebサーバ構築です。今回は、かの有名な Apache(*) をインストールします。一般ユーザでログインし、

 $ sudo apt-get install apache

と入力します。ここで早速、先程準備した sudo が活躍するわけですが、初めて sudo を使用した場合、

 $ sudo apt-get install apache

 We trust you have received the usual lecture from the local System Administrator. It usually boils down to these two things:

   #1) Respect the privacy of others.

   #2) Think before you type.

 Password:(自分のパスワードを入力する)

と表示されますので、一般ユーザのパスワード(rootパスワードでは無い事に注意)を入力してください。しばらく待った後、

 Do you want to continue? [Y/n]

と聞かれますのでApacheをインストールしたい人は迷わず Enter を押してください。やっぱやーめた、という人は n でお疲れ様でした(笑)。

と冗談はおいといて、相変わらず長いこと待たされた後、何やらメニュー画面が出てきますが 面倒なので、ここではとりあえず何もせずに 5 の No Configuration云々を選択します。5 と押してEnterするだけ。楽ちんです。

つらつらと流れる文字を眺めつつ、お茶をすすりながら待つこと数分、画面がプロンプトに戻ったらインストールは完了です。この段階で Apache は既に起動していますので、ブラウザから、

 http://TOWNSのIPアドレス/

にアクセスします。

 

上記のような画面が表示されれば Apache インストールの成功です。

– Apacheの設定変更

これで無事、Apacheのインストールは終了しましたが、このままだと、

  • ServerNameを決定できない
  • mod_mime_magicがエラーで使用できない
  • 日本語のページが文字化けする

といった不具合が生じるようなので、修正します。

・ServerName修正

こちらは、VirtualHostを利用しない場合であれば、ServerNameを正しく設定していなくても特に問題は無いと思いますが、念の為修正しておきます。

 $ sudo vi /etc/apache/httpd.conf

と入力して、 httpd.confファイルを開き、310行目辺りにある、ServerNameの設定を、

 ServerName takase.reality-marble.net (適宜ご自分の環境に合わせてください)

と言った感じで修正します。

・mod_mime_magic無効化

mod_mime_magic とはmod_mimeでは解決できなかったときにファイルの内容を見て、種類の判別を試みるモジュールです。mod_mime_magicが正しく動作するようになれば、拡張子に特殊な名前をつけていても正しいコンテンツタイプを出力することが出来ますが、特殊な拡張子は使わない事と、出来るだけアクセス性能を優先したかったのであえて無効化する事にしました。先程と同じく、

 $ sudo vi /etc/apache/httpd.conf

と入力して、 httpd.confファイルを開き(前述の修正から引き続き作業を行っていれば既に開いていると思いますが)、

 LoadModule mime_magic_module /usr/lib/apache/1.3/mod_mime_magic.so

という行を探して、先頭に # をつけてコメントアウトします。

・文字化け修正

全て英文表記のWebを作成するのであれば特に問題にはならないと思いますが、そんな方は少ないと思いますので、こちらも修正します。デフォルトでは Apache 自身が、「文字コードはiso-8859-1である」と宣言してしまっているので、

 $ sudo vi /etc/apache/httpd.conf

と入力して、 httpd.confファイルを開き(前述の修正から引き続き作業を行っていれば既に開いていると思いますが・・・ってさっきも書きましたねぇ)、800行目辺りにある、AddDefaultCharsetという行を、

 AddDefaultCharset off

に変更します。

ここまでの修正が終わったら、編集内容を保存した後、

 $ sudo /etc/init.d/apache reload

として、Apacheを再起動しましょう。これで、先に挙げた不具合については解消できたと思います。なお、Apacheの細かい設定についてはここでは触れませんので、必要な方は各自でお勉強してください。特にセキュリティ面についてはしっかりとおさえておいてください。 (インターネットに公開するならば特に細心の注意を払ってください。何が起きても当方は責任は負いません)

 

でもって、FTPサーバ構築

わーいわーい!これでめでたくWebサーバ完成だ~!んじゃまたねー・・・というと、「どうやってコンテンツUPすんだYO!」と突っ込みを喰らいそうなので。今回はコンテンツUP用に、ProFTPDをインストールしてみました。まずは、

 $ sudo apt-get install proftpd

と入力します。すると、「FTPはStandaloneで起動するか・inetd経由で起動するか」「anonymass FTPしちゃう?」と言った、FTPサーバの基本設定についての質問がいくつか出てきますので、こちらは適宜設定してください。

次に、ログインユーザーの認証にPAMを使って、Linuxのアカウントをそのまま使えるようにします。

 $ vi /etc/pam.d/ftp

と入力し、以下の通り記述・保存します。

 auth required pam_unix.so shadow nullok

 account required pam_unix.so

 session required pam_unix.so

入力が終わったら、/etc/proftpd.confファイルを編集して、PAMの認証を行うように設定します。

 $ vi /etc/proftpd.conf

と入力、下記の内容をファイルの上の方に追記します。

 AuthPAM on

 AuthPAMConfig ftp

 AuthPAMAuthoritative on

さらに、一般ユーザーが自分のホームディレクトリより上のディレクトリへ行けないように設定、ホームディレクトリがルートになるように設定します。これも/etc/proftpd.confファイルに入力します。

  DefaultRoot  ̄/

最後に、編集内容を保存すれば作業は完了です。これで、クライアントPCからのファイルのアップロードをFTPで行えるようになって、コンテンツUPも楽ちんになりました。

 

いけいけごぉごぉ! でびあんたうんず♪

さて、今回はTOWNSにLinuxをインストールしてWebサーバを構築しました。後はステキなコンテンツを作成すれば、愛機たうんずを世界に向けて羽ばたかせることも可能になります。TOWNS-OSベースでのWebサーバと比較すると、安定性もかなり向上しています。また、Linuxが動くということは、やろうと思えば「TOWNSメールサーバ」や「TOWNSルータ」なんてことも不可能では無いでしょう。

以上を持ちまして、萌えるWebサーバ構築(Debian/TOWNS編)は終了です。

OSなどのインストールにとてつもなく時間はかかりますが(私の環境ではアップグレードまで含めると丸一日!) 、試してみる価値はあると思いますので、ぜひぜひお試しくださいませ~。

 


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